Thomas Van Puymbroeck
 

トマス・ヴァン・ピュンブロック氏は、ベルギーを拠点とする受賞歴のある水中写真家です。水中写真への情熱は15年以上前に芽生え、幼少期からすでに海の生き物に強い関心を抱いていました。

マルチメディア・グラフィックデザインを専攻して卒業した後、夢だったアントワープの公立水族館に就職。
勤務の一環としてダイビング講習を受けたことが転機となり、初めて数回潜った時点で「自分は水中写真を撮りたい」と確信しました。
写真は彼にとって、水中世界の驚異を人々に伝える最も自然な手段であり、美しさだけでなく「保護の必要性」を伝えるためのメッセージでもあります。

妻と共に世界中を旅し、美しいダイブスポットで特別な瞬間や生物たちを撮影しています。ベルギー国内では「シャークアンバサダー(サメ保護の伝道者)」としても知られており、毎年恐怖や利益目的で殺される数百万匹のサメの現状に警鐘を鳴らしています。
トマス氏は、

「サメは海洋生態系の頂点に立つ存在であり、彼らがいることで他の魚群が健全に保たれ、海そのものがバランスを維持している。
サメが豊富に棲む海こそ、真に健全な海なのです。」
と語っています。

彼の写真はナショナルジオグラフィックのカレンダーや、国内外のダイビング雑誌にも多数掲載されています。
2018年以降はVisionaryフォトグラファーとしても活動し、幅広いカメラシステムを使用しています。

トマス氏はベルギーやオランダに滞在中、**オースタンスヘルデ(Eastern Scheldt)**でよく潜っており、
熱帯の海にも多く潜ってきたものの、彼の最もお気に入りのダイブサイトは「自宅から最も近い海」です。
もし彼に水中の多様性やマクロ生物の魅力について尋ねれば、写真とユーモアあふれる知識で何時間でも楽しませてくれるでしょう。

 


   
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